「写真を投稿するだけで◯万円」
「1日たったの30分で◯万円」
このような口説き文句の宣伝を見たことがある方も多いと思います。これらの宣伝をしているサービスはほぼ間違いなく副業詐欺や実際には稼げない内容のものが多くあります。
近年副業を始める人が増えた分、副業を始めようとする人を対象にした詐欺も増加しています。
この記事では副業詐欺に騙されないための対処法と副業詐欺が多い仕事内容について解説していきます。
副業詐欺とは
副業詐欺とは、副業を始めようとする人を狙った詐欺のことです。
まだ何も副業の知識を持たない人を上手い表現や言い方で誘導し、お金を稼がせるどころか逆に騙し盗ろうとする人たちがいます。提示される話は楽にお金が稼げる、この作業をしてもらうだけという趣旨の内容が多いです。若干稼げたとしても実際にはトータルで損をすることが多くあります。お金は当然のことながら楽をして稼げるものではありませんので、このような宣伝を行ってくる副業は全て詐欺だと考えたほうが良いでしょう。
副業詐欺に騙されないためには
副業詐欺に騙されないために、興味がある副業を見つけたら以下の3点を確認するようにしてください。
これらのどれか一つでも当てはまるようであれば副業詐欺である可能性が非常に高いので、別の副業を探すことをおすすめします。
☑️金銭的負担があるのか
☑️会社は実在するのか
☑️評判や口コミが悪いか
金銭的負担があるのか
これから副業を始めてお金を稼ぐにもかかわらず、逆に登録料や入会金、手数料などの料金を請求してくる場合には副業詐欺を疑いましょう。
まとまった金額を請求されることが多いのですが、仕事を始めればすぐに元は取れるからなど言葉巧みに言ってきます。甘い言葉に騙されることなく、副業を始める前に料金を請求されたらその時点で詐欺だと判断してください。
会社は実在するのか
そもそもその副業を運営している会社が実在していない可能性もあります。
ホームページに行くと運営会社が記載されているはずなので、その会社が実在しているのかグーグルストリートビューなどを利用して実際に確認してみましょう。まず運営会社が記載されていない場合にはその時点で副業詐欺である可能性が非常に高いです。
評判や口コミが悪いか
ホームページにどれだけ魅力的な言葉が記載されていたとしても結局最後に信じられるのは実際にその副業を行ったことがある人の声です。その副業の評判や口コミを調べてみましょう。もしその中に悪評が多い場合には副業詐欺の可能性があるので注意してください。
副業詐欺が多い仕事内容
ここでまでは副業詐欺に騙されないための見分け方を解説してきましたが、実際の副業詐欺はどのような仕事に多いのでしょうか。
詐欺が多い仕事についてまとめてみたのでこれから副業を始める方は参考にしてください。
☑️SNS詐欺
☑️情報商材詐欺
☑️写真投稿詐欺
SNS詐欺
TwitterやInstagramを利用している際に「スマホで1日30分作業するだけで◯万円」という広告を見たことがありませんか。
この広告をタップすると、「この副業の情報を渡すにはメールアドレスやLINEのIDの登録が必須だ」と登録を勧められます。さらに入会金や手数料を請求してくる場合もあります。これらは個人情報を抜き取りお金を騙し取る詐欺なので、このような謳い文句を見つけても無視をしてください。
情報商材詐欺
「月に◯万円稼げる講座」などの題名及び内容で宣伝されている商品は非常に危険です。
実際に購入したけどその内容はネットで検索すればすぐに出てくるものだったとか、追加で高額なオプションを購入させられたなどの事例も発生しています。これらを防ぐためにも情報商材を購入する際は上記で解説した副業詐欺に騙されない方法を実践してください。
写真投稿詐欺
写真を投稿するだけでお金が稼げるという謳い文句の副業詐欺がSNSの発達により流行っています。
そんなことに騙されるわけがないと思われるかもしれませんが、実際の振り込み写真や、やり取りを見せるなど、その手口は巧妙です。
副業詐欺の一つの指標として楽にお金を稼げる副業は全て副業詐欺だと思うようにしてください。
副業詐欺に騙された際の対処法
万が一副業詐欺に騙されたという方も落ち着いてください。
副業詐欺に騙された場合には速やかに消費者センターへ連絡及び警察への通報を行いましょう。
消費生活センターへ連絡
消費生活センターに連絡することで、今後どのように動けば良いのか指示を仰ぐことができます。消費生活センターは住んでいる地域によって管轄が異なるので、自分が住んでいる地域を管轄している消費生活センターに連絡してください。
自分が住んでいる地域の消費生活センターがどこなのかわからない方は公式ホームページ(http://www.kokusen.go.jp/map/index.html)で確認をするか「188」に電話すれば自動でお住いの消費生活センターへ繋がります。
警察への通報
同様の被害を出さないためにも警察への通報も忘れずに行いましょう。
その際は都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口へ連絡すると良いでしょう。こちらの電話番号もお住いの地域によって異なるので公式ホームページ(http://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm)より確認して電話をかけてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
副業詐欺は副業をすることが当たり前になりつつある世の中で、確実に増加している詐欺です。
自分は騙されるわけがないと思っている人こそが詐欺をする人にとっての最大のターゲットになっています。
詐欺に遭うわけがないと慢心せずに、もしかしたら詐欺なのかもと疑う心を忘れないようにしましょう。
万が一副業詐欺に騙されてしまったら速やかに消費生活センターまた警察へ通報してください。
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